初めて海外留学をしたときに、すでにワーキングホリデービザが使えない歳になっていた私が感じた、ワーホリってすごく良いものなんだと思った話
良い職はフルタイムを求められる
留学ビザではどこの国でも働くことができない。
カナダではco-opプログラムという制度があり、専門学校に通えば、座学中は週20時間(ハーフタイム)、インターン期間は週40時間(フルタイム)で働くことができる。
私はco-opプログラム開始と同時にプログラマの仕事ができないか、いくつかの会社へ面接に行ったのだが、すべて時間の問題(半年はハーフタイム)で断られてしまった。
ワーホリが使えればフルタイムで働くことができるため、日本と同様の仕事をカナダで手に入れることがでたかもしれない。
ワーホリは語学学校に使うべからず
ワーホリは最初から最後まで週40時間(フルタイム)で働ける素敵なVISAです。
これを語学学校に使うのはとてももったいない。
なぜなら、語学学校はStady permit(学習ビザ)で行けるからです。
どの企業も、長く働いてくれる人を探しています。
ですが、ワーホリ以外のビザではたくさんのお金が必要だったり、半年しかフルタイムで働けないといった状態が多くあります。
ですが、ワーホリはそんなにお金もかけることなく1年間フルタイムで働くことができます。
スキルさえあれば、フルタイムで1年働けるという条件だけですぐに仕事を見つけることが可能です。
上記ことから、働く前準備にワーホリを使うのはもったいないと言えます。
IT業界にいた私の考え
これは私の意見ですが、IT業界に関してはワーホリの期間を40歳近くまで使用できるようにしたほうが良いと思う。
理由は、特に一般のプログラマなどは30代くらいからプロジェクトや設計の詳細を理解できるようになる。
そこから新たなスキルアップを目指す人が多いため、30代でワーホリ制度が使えればグローバルなスキルを持った技術者を作ることができると思う。
今の日本では、30代でできる技術者は個人で仕事をするか、会社を立ち上げる人が多い。
スキルが停滞している技術者は、在籍している会社で定年まで仕事をし続ける人が多い。
ワーホリが使えれば、最低限のスキルを手に入れた人が海外へ挑戦する機会を手に入れることができる。
今のワーホリの制度ではスキルを身につけられていない人しかタイミング的に使えない制度になっている。
ワーホリの年齢を上げることによって、技術者のモチベーションと日本での単価を上げることができるのではないかと考えています。